FXの注文方法

FX(外国為替証拠金取引)の注文方法

FXの注文方法の基本

■ 成行注文
株式等の売買を経験しているなら「成行注文」は定番なのでご存知だと思います。 FXでの「成行注文」とは、現在表示されている為替レートで売買注文を出すことを言います。 あなたが取引をしているFX会社のプライスパネルに表示されている為替レートに対して「買い」または「売り」の注文を出すことを言います。
メリットとしては自分が思ったタイミングで確実に注文ができるということです。
デメリットとしては値動きの激しいときだと自分が意図したレートと離れたところで注文が通ってしまう(約定する)ことです。
■ 指値注文
「指値注文」も株式等では定番の注文方法です。 FXでは現在のレートではなく、それよりも高い、または安いレートで「買い」「売り」の注文をしたいときに使う注文方法です。
メリットとしては自分が取引したいレートで注文ができるということです。
デメリットとしては希望するレートに到達しないと注文が成立しないということです。
■ 逆指値注文
「逆指値注文」には2通りの使い方があります。通常の使い方としては、すでに約定しているポジションのリスク管理として、利益が出る方向と逆に相場が動いた場合にあらかじめ損切りライン(レート)を決めておいて、そのライン(レート)に到達したら決済する注文方法として「逆指値注文」を使います。少し上級者になると「逆指値」を発注に使います。この場合の使い方は、今のレートよりもさらに上がったら(下がったら)発注するという使い方をします。たとえばドル/円で1ドル90.05円のときに89.90円になったら「売り」の注文を入れるというような使い方をします。この場合は89.90円にまでさがれば89.00円方向へ流れが向かうと判断したときに使います。
メリットとしてはリスク管理がしやすいということと、相場の流れに乗りやすいということです。
デメリットとしては指定したレートに達すると決済(約定)するので、すぐに逆方向に相場が反転した場合の対処ができないということです。


FXの注文方法(自動売買)
FXの注文方法(システムトレード)